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連載コラム MCコラム第45話 販売促進策としての価格競争に巻き込まれないために、極めて重要な要素である「隠れ企業資産」Ⅱ

 

更に言えば、こんな時に振り返るべきは、私が以前から提唱している「隠れ企業資産」です。改めてその定義を述べてみますと

「企業の理念や哲学、思いやこだわり、信条、受け継がれてきた伝統といったもの。更に、特殊な技術や人材、社長の人脈といった決算書上の『貸借対照表』には全く表現されない裏に隠れた無形の資産」

ということになります。

 

販売不振のときは、新たな販売促進策とともにこの「隠れ企業資産」に磨きをかけることを考えるべきです。

何故ならば、最も早く思いついて最も安易な愚策であった「値下げ」をしなくて済むからです。

しなくて済む、というより「値下げ」から最も遠い策と言った方がいいかも知れません。

 

そもそも「値下げ」の発想は「比較」からきます。

或いは「競争」があるからそっち(値下げ)へ行こう行こうとつい心が動くのです。

「どうせ(他社と)同じようなものなのだから、値段が低い方が売れるだろう。」

と、つい思ってしまう訳です。

 

しかし、自社の提供する商材が唯一無二のものだったらどうでしょう。

唯一無二のものですから、そもそも比較の対象になりません。

わざわざ競争の世界に入っていく必要がないのです。

もちろんこれは、完全無欠の唯一無二と言っている訳ではありません。

そういった強い印象があるだけでまるで違う、と言っているのです。

 

普段から御社の持つ「隠れ企業資産」について怠りなく情報発信を続けていれば、唯一無二的印象を世間に向かって与えることは可能なはずです。

そうすれば簡単に他との比較競争に巻き込まれることもないでしょう。

 

普段から「有効な販売促進策」を考えていることと「隠れ企業資産」について常に磨きをかけていること、この2点は販売不振という逆風にさらされた時、極めて有効に働く企業戦略であることを覚えておいてください。